本ときどき旅

元書店員によるうたプリ・アイナナ・あんスタを語りつつ、本の紹介や旅行記もあります

うたプリSMS企画展〜リコリスの森〜に行ってきた!

みなさん、こんにちは。
焼き魚定食です。

 

物販の焼け野原っぷりで話題になっていた
うたプリSMS企画展に行って来ました!

 

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4/12に17時からの回に参戦。


福岡からはるばる東京ドームへ
飛行機で行ってきましたとも!!

 

Shining Masterpiece Showの考察はこちら

 

yakizakanateisyokun.hatenablog.com

yakizakanateisyokun.hatenablog.com

 

 

☑️プレイボタンの感想

 

プレイボタン付き前売り券を
先行販売の抽選でゲットしていたので、
それはもうこの日を楽しみにしていました。

 

ちなみにプレイボタンというのは
それぞれのショーのキャストたち
(ST☆RISHQUARTET NIGHTのメンバー)
がショーに出演したあとの感想や役について
語り合う内容になっています。

 

プレイボタンなしチケットが1600円
プレイボタン付きチケットが5000円

 

プレイボタン単体だと3000円以上の価値があるわけですね!

 

プレイボタンは入場してからスタッフさんにもらいます。

 

イヤホンを持参して、聴きながら展示を周るのが目的なのですが…


全く聴けない!


展示に集中してるとプレイボタン聴けないし、
プレイボタンに集中してると展示が見れない!

 

ただ展示会場は自由に行き来ができるので、
まずは展示、次にプレイボタンでも大丈夫でした。

 

唯一の弱点はプレイボタンにプレイリストが
表示されないので、
どの展示でどこを再生するのかが
わかりにくいんですよね〜。

 

なので、なんとなく聴きながら進み、
帰りの飛行機でじっくりと楽しみました。

 

プレイボタンの感想として、
これは3000円以上の価値はあります!

 

展示の説明のあとに、
キャストのスペシャトークがあって、
キャストたちなりの考察を聴けます。

 

こんなこと考えながら演じてたんだ〜とか、
ショーの裏側のキャストたちの様子を
聴くことができるので、
これはもう妄想がたぎります!!!笑

 

スペシャトークのあとは
ショーのBGMが流れる

サウンドトラック的な役割もあって、
プレイボタンまでを聴いてこそ、
リコリスの森という作品が

完結するのかなとも感じました。


プレイボタンに負けないぐらい、
企画展の内容もとっても良かったです!

 

☑️企画展の感想

 

最初に5分くらいプロローグ映像の
上映があります。

 

このプロローグ映像がまたすごく豪華!!

 

ドラマCDでは聴けない

撮り下ろしのセリフのオンパレードです!!!


そのセリフが映像と音楽とマッチして、

一気に物語の世界に引き込まれました。

 

このプロローグ映像は3作品全部見たい…!


プロローグ映像だけを集めて、
ぜひDVD化してほしい…!!!


ブロッコリーさん、お願いします!笑

 

プロローグ映像を見たあとは自由に
展示を周って写真を撮影していきます。

 

私が参加した回は30人ぐらいしかおらず、
大して並ばずに写真撮影ができました。

 

ただみなさん、プリンスキャットを持参して
しっかりポーズをとらせるから
参加者が多いときは、
かなり待ち時間あったでしょうね…。

 

ちなみに私はプリンスキャット持っておらず、

手ぶらでの参加だったので、
写真撮影とてもスムーズにできました。笑

 

プリンスキャットを並べての撮影は
今回の企画展のメインでもあり、
公式も推奨しています。

 

プリンスキャットのポーズ準備のときに
展示物を間近で見れた人も多いのでは?

 

今回の展示物、
すっごく細かく作ってあったんですよ!


絵本にはないシーンも展示してあって、
立体的に作品が楽しめるので
新しい発見もたくさんありました!

 

☑️おいしいおいしいコラボフード


今回はコラボフードもあって、

すごく楽しみにしてました〜。

 

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まずはブラッドのレーズンパン


ショーの中でもブラッドちゃんが
レーズンパン大好き!って言ってますね。

 

このレーズンパンはシェ・リュイっていう
パン屋さんで販売してました。


他のパンと違って、レジ中に置いてあるので、

スタッフさんに注文して購入。

 

食べてみると、
中身レーズンだけじゃないよね!?

なんだか種をひいてる果実が入っていました。


ビニール袋で包んであったので、

外でも食べやすかったです〜!

 

意外とボリュームがあって
食べるのにけっこう時間かかりました。

 

食いしん坊なブラッドちゃんなら
ペロリかなε-(´∀`; )

 

お次はランドルフのクレープ!

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こちらはマリオンクレープで販売。

 

しかしお店が小さくて見つけるのに
かなり時間かかった…。

遠征組の人はなかなか見つけられなかったのでは!?

 

私は食べておらず、連れがいただきました!

感想は
「生クリームすごい´д` ;」

 

普段甘いものは節制しているトキヤさん。
ランドルフの内に秘めた優しさを
表現していると思えば納得かも!

 

お次はヴィクターのマンゴープリン。

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お店の前にある電子看板
ヴィクターがいる…∑(゚Д゚)

 

すごく大きく宣伝されてました。笑

 

にしてもお店めっちゃオシャレー!

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出てきたマンゴープリンもオシャレー!!

お花がのってます。
ちなみにお花食べられます。笑

 

連れと一つずつ頼んだのですが、
かなり量が多かったです。
2人で一つがちょうど良いかも…。

 

そしてオシャレな食べ方がわからず、
オレンジを野生的に手づかみで食べました。笑

 

最後にリコリスの森のベリーティー

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こちらは板前ダイニング するりで販売。

 

行ってみたら…


お店閉まっとる∑(゚Д゚)!!!

 

居酒屋みたいだから17時から開店でした…。
リサーチミス(>_<)

 

なので展示を見た後に行ってきました。

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真っ赤に染まってる…

 

飲んでみると

 

甘いっ∑(゚Д゚)!!!


生クリーム溶かすともう甘いっ!!!


残念ながら黒ずきんのイカスミパスタと
サラダボウルはお腹の容量が足りず
食べれませんでした…。

 

どのコラボフードもプロが提供してるので
味はすごく美味しかったです!!!

 

今回のコラボフードはレベル高かったな〜!


展示もコラボフードも本当に良くて、
リコリスの森という作品の世界観が
しっかりと表現されていました。

 

本当に大満足!!!

 

一つ気になる点を除けば…


☑️焼け野原の物販

 

私が行ったのは企画展自体のラスト間近だったから、
当然のごとく商品はほぼありませんでした。

 

完売ばかりなのは事前に知っていたから
良いけどね(;ω;)←ヤケクソ

 

なので購入している人も
私たちともう一組しかいなかったですね。

 

ただ事前に入場券を抽選にしてるから、
参加者の最低人数はわかってたはず。

 

なのになぜ初日の初回で

売り切れる商品が出てくるのか、謎です。

 

今回Lost Aliceの企画展に

遠方から参加した人もたくさんいたと思います。

 

なのに行ったら商品は売り切れてて、
購入特典ももらえない。

 

どれだけ悔しかったか…

 

正直、企画展の順番、リコリスの森が最後で
本当に良かったと思いました。

 

それでも買えるものはほぼなかったけどね!

 

企画展とコラボフードがとても良かったから
際立って物販のひどさは身に沁みました。

 

池袋の中古ショップには
大量のグッズが売られてましたよ。

 

買うものがない中、
どうしても購入特典がほしくて
買ったんでしょうね。

 

そしてそのまま売ったと。

 

こういう物販の完売っぷりは
初めてじゃないっていうのも気になります。

 

どういう商売の仕方をしているのか
わからないけど、
もう少し消費者に寄り添った商売をしてほしい。
私は今回そう思いました。


さてさて、大満足で楽しめた企画展!
本当に良かったです*(^o^)/*

 

この記事を読んで、
少しでもうたプリリコリスの森
という作品に興味を持ってくれたら
嬉しいです!!!

 

お次は5月のファンミに参加します!
しかも両日*(^o^)/*

 

今からとっても楽しみだ〜!

 

企画展の写真はこちらのモーメントに

まとめてるので、

ぜひ見てみてください!

https://twitter.com/i/moments/985099160398385152

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『世界一やさしい右脳型問題解決の授業』を読んでみた!

みなさん、こんにちは。

 

今日は

『世界一やさしい 右脳型問題解決の授業』

(ダイヤモンド社 渡辺健介 著)

を紹介したいと思います。

 

こちらもやぎぺーさんがTwitter

紹介していた本です。

 

以前にもやぎぺーさん紹介で

DaiGoさんの本を読みました。

 

yakizakanateisyokun.hatenablog.com

 

 

もともと0から何かを生み出すのが苦手で、

物事を深く考えることに慣れていないので

思考力や問題解決力を鍛えたいと思っていたところでした。

 

そんなときにこの本を紹介されてて

前回のDaiGoさんの本も

すごく面白かったから早速購入。

 

今回もとても面白くて、わかりやすい本でした。

 

問題解決に対する

具体的な方法が書かれているから、

常に考え方として頭の中に置いて、

習慣化していけば

かなりクリエィティブな人間になれると思います!!

 

それでは本の内容をうっすら紹介します!

 

①気になる部分や引っかかる部分に対する問いをたてる

それに対して

→そもそも何のためか?

周囲の人々はどのようにしているか?意見を聞く。

 

⇨気になる部分の問いをワクワクする楽しい問いへと変換させる

 

②アイデアを広げて絞る

とにかくアイデアを出しまくる

→アイデアに対する他人の意見を聞き、結論を出す

 

③カタチにし、テストする

イデアが固まったら粗くても良いので、

体感させ、実行する!

口で説明するよりもやってみる!

→反応を見て、質問をし、改善していく

 

つまり、アイデアが決まったら

いかに早く行動に移せるかがポイントとなります。

 

これを読むと次は行動力を高める本を読みたくなりますね。

 

私たちは無意識のうちに

このプロセスを踏んでることもありますが、

行き詰まったときは

意識的にこのプロセスを実行してみると良いでしょうね!

 

そういう意味では知っていて損はない知識だと思うので、

気になる人はぜひ読んでみてください!

 

 

うたの☆プリンスさまっ♪〜Shining Masterpiece Show 〜リコリスの森についてアラサー女子が考察してみた!

みなさん、こんにちは。

 

今日はShining Masterpiece Show

ラストを飾る『リコリスの森』が

発売されたので、早速考察してみました〜!

 

Shining Masterpiece Showの詳細はこちら↓

http://www.utapri.com/sp/sms/

 

第一弾の『Lost Alice』は配役が素晴らしかったと考察しております。

 

yakizakanateisyokun.hatenablog.com

 

 

第二弾の『トロワー剣と絆の物語ー』は考察はしていませんが、

聴いて、絵本も読みました。

 

そして、第三弾が今回取り上げている

リコリスの森』。

 

 

発売日の1ヶ月以上前から初回限定盤を予約し、

発売日にはお休みをとって早速聴き、

絵本を読み、

プリツイ(プリンスたちのTwitter)を追うという、

贅沢な1日を過ごしました( ´ ▽ ` )

 

もうね………

ヤバかった!!!

 

いまだかつてない衝撃で、

聴いたあとは何もできませんでした。

 

灰になったというか、

リコリスの森で迷子になったというか…

 

とにかく、非常に考察のしがいがある作品でした。

 

ということで早速考察スタート!

 

現実世界でも行われたSMS企画展「リコリスの森」にも

行ってきたので、感想はこちらから↓

 

yakizakanateisyokun.hatenablog.com

 

 

*️⃣この先は盛大にネタバレを含みますので、閲覧は自己責任でお願いします!

 

 

 

お話のモチーフは「赤ずきん」。

 

舞台は森に囲まれた美しい村。

 

主人公のブラッド(一十木 音也)は

誰からも愛されるかわいい男の子。

彼は貧しいながらも兄と二人仲良く暮らしていました。

 

村には英雄ヴィクター(神宮寺レン)。

彼はブラッドを気にかけていて、

村の青年(来栖翔)曰く、

「ブラッドは特別扱い」なんだとか。

 

お話はブラッドのお家が借金していることがわかり、

取立屋のトッド(黒崎蘭丸)が

ブラッドを売ることを決めたところから動き出します。

 

要約すると、

兄に売られたブラッドが黒ずきんによって

ランドルフ(狼)と出会い、心を通わせる。

 

しかし、ランドルフが取立屋の一味と知り、

信じていた人達からの裏切りを知った

ブラッドがランドルフを殺し、

そのブラッドもヴィクターに殺される。

というお話。

 

要約してみたけど、

めっちゃ暗い!怖い!!

 

これだけでもかなりヤバイ作品であることが

伝わったと思います。

 

でもプリツイでキャストが語ったように

辛くて、悲しいだけのお話では終わりません。

 

希望もしっかりこもっているので、

ぜひとも絵本付きの購入をオススメします!

 

さて、キャラごとの考察。

 

まずは愛島セシル演じる、黒ずきん。

 

彼の正体については、

はっきりと語られることはありません。

何者なのか。

目的は何なのか。

 

私が思う、黒ずきんは

【自分の心の中に住んでいる、

天使と悪魔の悪魔のほう!】です。

 

例えるならダイエット中の私がケーキを目の当たりにしたとき、

 

天使「せっかく3キロ痩せたのに食べちゃダメだよ!」

 

悪魔「せっかく3キロ痩せたんだから、ご褒美に食べちゃえ〜!」

 

って心の中で葛藤しているときの

悪魔のほうです。

 

彼は人の欲望につけ込んで、

物語を大きく動かします。

 

彼の正体については

ブラッドの悪いほうの心かなと思ったり、

ブラッドの死んだ兄弟たちとも思ったり。

 

とにかく彼の正体については

様々な考え方ができると思います!

 

ただ1つ言えることは

彼は誰の心の中にも存在しているということ。

 

だからこそ、

みんな彼が現れても最初こそ驚きはするものの、

深くは追求しないんですよね。

 

そしてついつい自分の本心を語ってしまう。

 

それにしてもセシルの演技も大変良かったですね!

いつの間にやらすっかり日本語上手になっちゃって…( ˘˘̥ )

 

 

 

お次は神宮寺レン演じるヴィクター。

 

彼は村の英雄で、

村人たちから大変慕われています。

 

そして彼自身も自信家で、

自分の影響力をわかっています。

 

なのにブラッドは意外と彼にそっけないんです。

ヴィクター曰く、「素直じゃない」。

 

その理由は実は、

ヴィクターは自分の強すぎる虚栄心を満たすために

「かわいそうなブラッド」を助けてあげたいと思っている。

 

つまりヴィクターにとってのブラッドは

早くに母を亡くし、父に見捨てられ、

病弱な兄に縛られている、かわいそうな子。

 

そんな子を自分が気にかけて、特別扱いすることで、

自分は村人たちから信頼され、更に頼りにされ、

より英雄になれると思っているんです。

 

このことから

ヴィクターは欲深い人間の象徴である

キャラクターだと考えられます。

 

そして物語のラスト。

 

豹変したブラッドを前に、

ヴィクターは思わず銃の引き金を引いてしまいます。

 

この後のヴィクターのことを考えると、

村人たちに可愛がられていたブラッドを手にかけたことにより、

今までの信頼は崩れていき、

とてもじゃないが英雄扱いはされないでしょう。

 

せっかく築いてきた地位は崩れてしまう。

欲深い人間の悲しい末路を見事に体現しています。

 

しかし私はヴィクターは

ブラッドを見下していたという感情だけで、

接していたわけではないと思います。

 

もちろんかわいそうで、

ヴィクターのほうが上にいたことはわかっていたと思いますが、

本当にお兄さんのような気持ちで、

守ってあげたいと思っていた心もあると感じました。

 

だってブラッドがカミュ

「取立屋の一味では?」と言われたとき、

疑う素振りもなく、

瞬時にブラッドを庇っていたのだから。

 

ただ少し、

ブラッドを子ども扱いし過ぎていたのでしょう。

 

ブラッドの考察で語りますが、

みんなが思うほど彼は子どもではありませんでした。

 

 

 

お次は一ノ瀬トキヤ演じるランドルフ

 

こちらは赤ずきんの狼に当たるキャラクターです。

 

リコリスの森に迷い込んだプリンセスの多くは

彼のビジュアルにやられたのではないでしょうか?

 

「あのクールビューティートキヤがケモミミ…だと!?」

 

控えめに言ってもランドルフの衣装は最高です。

 

半人半獣であるランドルフ

見世物として過ごした過去を持ち、

その後、藍ちゃん演じるマーリンによって助け出され、

蘭丸演じるトッドさん取立屋一派に加入します。

 

しかし取立屋での仕事も

ずいぶんと酷いことをやらされていたようで、

ランドルフは完全に生きることに疲れており、

幸せになることを拒絶していました。

 

そんなランドルフがブラッドと出会い、

忘れていた人の温もりを思い出します。

 

たった一晩の出来事でしたが、

それはランドルフにとって

かけがえのない一晩となったのです。

 

そして、ブラッドが

売り飛ばされる子どもであることを知ったことから

彼は苦しみます。

 

「生きて売り飛ばされたら、地獄のような苦しみが待っている。

しかし、ブラッドを手にかけることなどできない。」

 

ランドルフが初めてブラッドと出会った

洞くつの中で話したことは夢のようなもので、

実際には現状を変えるつもりも、

変えることなどできないと思っていたと考えます。

 

ブラッドと一緒に広い世界で自由に生きるのは素敵だ。

でもムリに決まっている、と。

 

しかしブラッドが売られることを知り、

真斗演じるアルヴィンの家を出た後、

ランドルフはブラッドを探します。

 

ランドルフはこのときには

ブラッドを手にかけることを決意していたのでしょう。

しかし予期せず、ブラッドが全てを知ってしまっていた。

 

ランドルフにとってのブラッドは

忘れていた温もりを思い出させてくれた人であり、

一緒にいたいと思えた人なのです。

 

そんなブラッドの腕の中で最期を迎えたことは

ランドルフにとっては本当に幸せだったでしょう。

 

ブラッドに自分のことを忘れてほしいと言ったのも、

全てをなかったことにして、

新しいブラッドの人生を歩んでほしかったから。

 

たった一晩といえど、

ランドルフにここまでの想いを抱かせたのは、

ブラッドの純粋で優しい心のたまものなのでしょうね。

 

そういえばブラッドに対してランドルフ

「2人目だ」と言った件ですが、

1人目についてはお話の中では明かされませんでした。

 

私の考えでは、1人目はブラッドの母親だと思います。

 

トッドさん一味に加入後、

子どもを売りとばす仕事を

ランドルフはやらされていたようです。

 

そのときに何かしらの形で、

ブラッドの母親と出会い、

救われたことがあった。

 

その縁からブラッドの母親と親戚であるアルヴィンとも

繋がりができたのではないでしょうか。

 

まぁ完全なる妄想ですけど!笑

 

 

最後は一十木音也演じる、ブラッド。

 

言わずもがな今作の主人公、赤ずきんです。

 

彼は出てくる人みんなから愛されています。

 

まるで赤ん坊のように純粋な心を持ち、

誰とでも親しい関係を築いている。

これがブラッドをとりまく人々が抱く、ブラッドの印象。

 

私が思うブラッドは

確かに純粋で優しい心を持っているけれど、

自分の考えをきちんと持ち、

もっと広い世界を見てみたいと思っている。

そして人から愛されたいと願っている。

 

自分の考えをきちんと持っているというのは、

村人たちから慕われているヴィクターに対して、

割りかし素っ気ないから。

 

早々に寿嶺二演じるグレアム兄さんに

ヴィクターの文句を言っています。

 

みんなが盲目的にヴィクターを崇めているけれど、

ブラッドは無意識に自分たちを見下していることを

感じていたのでしょう。

 

そんな人々から愛されるブラッドが

なぜランドルフ固執したのか。

 

恐らくブラッドは自分を愛し、

自分と一緒に村を出てくれる人を求めていた。

 

村人たちは積極的に村を出て行く気配はない。

その点ランドルフ

自分と一緒に広い世界に出る夢を見せてくれ、

孤独な者同士、寄り添いあえると感じたのでしょう。

 

だからこそ、

信じていた全ての人に裏切られたことが辛かった。

 

自分を愛してくれていたグレアム兄さんは、

お金のために自分を売った。

 

一緒にいてくれるかもしれなかったアルヴィンは

自分のために死んでしまった。

 

そして共に広い世界に出ようと語ったランドルフ

自分を売り飛ばそうとしていた。

 

何もかも失くしてしまったからこそ、

洞くつで夢を語り合った時間を

永遠のものにしてしまいたかったのでしょう。

 

だからこそ、ランドルフを手にかけて、

ブラッドとランドルフの時間が進まないようにした。

 

またヴィクターを殺そうとしたのは、

自分を追いかけてくる可能性があるものを

全て取り除いてしまいたかったから。

 

だけどブラッドはヴィクターに撃たれたときに

「これでいいんだ」と言いました。

 

このいいんだという言葉が何を指していたのか。

 

ランドルフを自分の手で殺したことか。

ヴィクターに撃たれたことか。

 

でもヴィクターを殺そうとしたときの彼は

本気で全てを手に入れようとしていたのだと思います。

 

ランドルフと見た広い世界に出るという夢すべてを。

 

もしあそこでヴィクターに撃たれず、

ヴィクターを殺していたら

ブラッドは恐らく広い世界を探すために

二度と村には戻らなかったでしょう。

 

ラストシーンで

ブラッドとランドルフが再会しましたが、

あれは死後の世界で、

今生では一緒にいることが叶わなかった2人が、

漸く一緒にいることができるようになった

という希望と暖かさに満ちたシーンでした。

 

 

今回のリコリスの森。

 

ストーリーがとても良かったです。

 

ぶっちゃけ最初聞いたときは

赤ずきんってこんなお話だったっけ!?ってなりました。

 

でも、皆さんご存知の通り、

赤ずきんには様々なパターンがあります。

 

昔の赤ずきんって、

実は赤ずきんは助からずに死んでしまうパターンもあるんですよね。

 

そしてリコリスの森でも

 

おばあちゃん→アルヴィン

狼               →ランドルフ

赤ずきん      →ブラッド

 

と、お話上、死ぬべき人は死んでいるんです。

 

それに、赤ずきんって本来は教訓を伝えるためのお話です。

 

これにオリジナルである黒ずきんが絡むことによって、

見事に人間の欲望と赤ずきんという

お話の教訓っぷりがマッチしているんですよね!

 

このストーリーを作り出した人、お見事!!

 

そして、このリコリスの森を楽しむ際は

本当に絵本付きを購入することをオススメします。

 

耳だけではわからない、

情景が絵本を読むことによってわかります。

 

夕暮れの中のリコリスの森で迎えるラストシーンは

ドラマCDだけではわからないでしょう?

 

だからこそ絵本付き、オススメです!

 

 

今回のShining Masterpiece Show企画、

どのユニットも本当に良かったです!

 

ずっと応援しているプリンセスはもちろん、

長らくうたプリから離れていたプリンセスたちにも

ぜひ聞いてほしいです。

プリンスたちの成長が

すごく感じられる作品になっていますよ!

 

辻村深月さんの入門書的存在『鍵のない夢を見る』を紹介してみた

みなさん、こんにちは。

 

今日は

辻村深月さんの短編集

『鍵のない夢を見る』を紹介します。

 

辻村さんといえば、

1番人気は『ツナグ』だと思います。

 

映画化(2012年10月公開)もされていて、松坂桃李くんが主演を務めていました。

 

私もこのお話で辻村さんを知ったんですよね〜。

 

『鍵のない夢を見る』は文春から出版されていて、

辻村さんの作品は他にもいくつか出版されていますね。

 

『水底フェスタ』や『太陽の坐る場所』です。

講談社から出版される青春ストーリーとは

また雰囲気が異なっていて、

少し大人っぽい、ビターなお話が多い印象です。

 

『鍵のない夢を見る』は短編集で

5作品入っています。

 

全てのお話のタイトルが

地名+事件名で構成されていて、

目次を見るだけでドキドキします…!

 

今回のお話は大きい意味での愛について

書かれていると思いました。

子供同士の友情、

恋人の愛情、

親子の愛情などなど。

 

辻村さんの作品は比較的長めで、

なかなか手が出しにくいこともあるかと思います。

 

その点『鍵のない夢を見る』は短編集なので1つ1つのお話が読みやすい長さです。

 

そして辻村さんらしい、

学生時代の青春から

女性ならではの葛藤や苦しみを

幅広く読むことができます。

 

辻村深月さんのお名前は知っているけど

読んだことないなーって方には

本当にオススメです!

辻村深月さんの入門書的な立ち位置として

ぜひ『鍵のない夢を見る』を読んでみてくださいね( ´ ▽ ` )ノ

DaiGoさん著「好き」を「お金」に変える心理学を読んでみた!

 

 

 

 

みなさん、こんにちは。

 

今日は私が先日読み終わった本を紹介します。

 

 

 

これは私がTwitterでフォローしている

やぎぺーさん@yagijimpeiが紹介していた本です。

 

普段は自己啓発って読まないんですけど、

どうせ生きるなら好きなことをたくさんしたい!イヤイヤ仕事するのは辛いなーって、

思ったので読んでみました。

 

私は特に時給で働いてるから

自分の1時間の市場価値がわかってしまうんですよね。

これって辛い。

お金より時間のほうが価値はあると思うからこそ、辛い。

だからこそ、イヤなことはせず、好きなことだけして生きていきたい!

そのための方法を模索中だったので、

大変良き勉強になりました。

 

本のポイントを紹介すると、

①好きなことを見つける

→全てのお金、時間をかけても惜しくないと思える・フロー状態=熱中できるものであること 

②好きなことを極める

→お金、時間をかけてどんどん追求していく 

③好きなことを収入に結びつけるために工夫をする

→周囲に発信する(好きなこと、やりたいこと)・好きだから○○ができる(社会に貢献する) 

④好きなことで得たお金を再投資

→より高度な技術、知識を得られる ⇨より高度な社会貢献⇨より大きな収入に繋がる

 

この4つのポイントについての詳細が書かれています。

そもそも熱中できるほど好きなことがない

って人でも挫けずに読んでみてください。

見つける方法のヒントも書かれてます。

 

DaiGoさんも書いているけど、

言うのは簡単だし、実践も難しくはない。

だけど好きなことでお金を稼いでいる人って

そんなに多くないと思う。

なぜかっていうと、要するに覚悟の問題なんです。

実践しても継続しなければ意味がない。

一朝一夕では結果が出ないですからね。

かく言う私も全然継続できないタイプ。

覚悟を持って継続を意識しなければ!

 

と私みたいな三日坊主に気合いを入れるのにもオススメな一冊でした( ´ ▽ ` )ノ

ネットで話題の お米のマスク をアラサー女子が使ってみた!

みなさん、こんにちは。

 

毎日寒くて、乾燥していますね。

私の住む福岡でも

先日がっつり雪が積もっていました!

(お昼には全部溶けたけど)

 

早く暖かくなれ〜!と毎日祈っております。

 

ところで、私の職場はすごく乾燥していて

湿度はなんと20%!!!

 

もともと乾燥肌+敏感肌+花粉症の私は

ここ最近お肌が死んでいました。

 

職場では粉を吹き、毛穴はガバガバ…

 

パックもして、

毎晩ニベアを身体中に塗っていたんですが、

エアコンに完全にやられていました…。

 

そこで評判の良いパックを試してみよう!と

購入したのが、こちら!!!

 

毛穴撫子 お米のマスク(10枚入り)

今までリピートしていたのが、

台湾土産で有名な

「我的美麗的日記(私の綺麗日記)」

です。

こちらは香りの種類が豊富で、

美容液がダブダブだったんです。

 

ただ私は台湾で大人買いして使っていたので、

なかなか日本で買う気にならなかったんですよね…

 

そこで、

とにかく毛穴の開きが気になっていたので、

毛穴を引き締めるパックを検索!

 

パケと評判が良かったので、

お米のマスク購入にいたりました。

 

いざ使ってみよー!!!

 

マスクはかなりの厚手で、

しっかり美容液が染み込んでいます。

 

時間も5分で良いんですね…!

(今まで20分近くのせてた人)

 

香りはお米らしく、特に香りっぽい香りもなく…。。。

 

実際にのせてみると、すごく肌にひっつく

 

ぺったり密着して、しっかり保湿しているのがわかります!!!

 

外した後もまだまだ美容液が使えるので、

身体中に塗りたくりました。

 

その後はお馴染みニベアでしっかり蓋をしてスキンケア終了。

 

寝る前(パックから3時間後くらい)に鏡を見ると、

全然毛穴が開いてなくて驚き!

 

翌朝、お化粧するときも全然毛穴開いてないし、

何よりファンデがしっかりのって全然浮きませんでした!!!

 

職場でお昼休憩のとき。

 

いつもはエアコンにやられてお肌カサカサだし、

毛穴も開いていたんですが、

全く毛穴開いてませんでした(   ˙д˙   )/

 

毛穴の開きにお悩みのみなさーん!!!

 

本当に毛穴なくなりますっ!

 

ものすごくオススメなので、

ぜひ使ってみてください!

うたの☆プリンスさまっ♪〜Shining Masterpiece Show〜 Lost Aliceについてアラサー女子が考察してみた

 

みなさん、こんにちは。

 

今回は久しぶりのオタク記事。

 

今年の1月17日から

私が応援しまくっている

うたの☆プリンスさまっ♪

シャッフルユニット企画(第3弾)が始まっています。

 

その名も

Shining Masterpiece Show

です。

 

詳細はこちら↓

http://www.utapri.com/sp/sms/

 

今回はトップバッターを飾る

Lost Aliceについて語りたいと思います。

 

第3弾、リコリスの森の考察はこちら。

 

yakizakanateisyokun.hatenablog.com

 

 

この先は盛大にネタバレを含みますので、

閲覧は自己責任でお願いします!

 

 

 

一言で申し上げるなら、

大変おもしろかったです!!!

 

ファンではありますが、

実は今までシャッフルユニット企画で

CDって買ったことありませんでした。

 

毎度レンタルだったんですが、

今回は初回限定盤を予約して

発売日を待ち構えていましたー!

 

立派な絵本(分厚すぎ!)と

立派なCDケース(DVDみたい!)がセットです。

 

ジャケ写も大変美しく、

インテリアとして飾れるレベル。

 

ドラマCDもとてもおもしろかった。

 

ストーリーが面白いのはもちろんなんですよ。

だって、世界中で愛されてる名作なんですから。

 

個人的にすごく良かったのが、配役です。

メインキャストの4人でいうと、

 

アリス→四ノ宮那月

 

普段から変わり者と称されることが多いなっちゃん

 

本人はおっとりしているので

あまり気にしている風はありませんが、

きっと性格がキツめだったら

まさしくアリスのようになっていたでしょう。

 

変わり者と言われるのがイヤで、

他人とのコミュニケーションが上手くとれていなかったアリス。

ここも少しなっちゃんに似ています。

 

他人との距離の取り方が近すぎる

(オリジナルのゲームをプレイした方ならわかると思いますが、

女主人公との距離は最初からかなり近めです)、

他人を振り回しがち(主に翔ちゃん)で、

少しコミュニケーションに難ありな部分がよく似ています。

 

白ウサギ→寿嶺二

 

この配役はドンピシャ!!!

 

白ウサギは序盤、アリスに言うんです。

 

「失敗してからじゃ、遅いんだ。

失ってからでは。人生はやり直しがきかない。」

 

これは、まさに嶺ちゃんのことなんです。

 

詳しくはゲームで語られるんですけど、

嶺ちゃんは過去に取り返しのつかない失敗をしています。

そのことを引きずっている嶺ちゃんを攻略していくのが、

ゲームの醍醐味です。

 

そしてロスアリの話に戻ると、

嶺ちゃんは2役やっていて、

もう一つ、お医者さんの役もやっています。

 

お医者さんとして登場したときに、

すごく白ウサギの台詞が沁みましたね。

 

医者だからこそ、

時間に追われ、失敗を恐れ、過去を振り返ってしまう。

 

白ウサギと医者、そして嶺ちゃん。

これはリンクするところが多く、

ぴったりな役でした。

 

帽子屋→聖川真斗

 

ハートの王様が怖くて、

言われるがままにお茶会を開いていた帽子屋。

 

お父さんが怖くて、

なかなか向き合うことができなかった真斗。

 

この役もリンクする点が多いですよね。

 

おかしいとはわかっていても、

決められたことに異を唱えることができない帽子屋。

 

だからこそアリスと出会って

一緒にハートの王様に会いに行くシーンはすごく胸が熱くなります。

 

同じクラスだった那月と真斗が力を合わせて

大きな敵に立ち向かうという構図です。

 

Aクラス推しとしてはたまらんです!!!

 

チェシャ猫→黒崎蘭丸

 

これは正直難しいですが、

他の登場人物たちとは一線を画して

アリスと絡むのがチェシャ猫です。

 

他より一歩引いてアリスを導いていく。

 

この立ち位置は少し蘭丸と重なる点があります。

 

望んでアイドルになったわけではなく

(もちろんやるからには全力ですが)、

後輩たちにも常に厳しく、

多くを語らず指導してきました。

 

そして、他人は他人、自分は自分。

という意識を誰よりも強く持っているからこそ、

蘭丸らしいロックなアイドル像というものが

確立されたのだと思います。

 

そういう意味では

チェシャ猫にぴったりなのは蘭丸なのでしょう。

 

 

今回はメインキャストだけでなく、

サブキャストとしてアイドル全員が登場します。

 

今までのシャッフル企画では、

「この組み合わせは推しがいないな〜」ってなることもありましたが、

それがないってだけでも聞く価値が多いにありますよね!

 

私が1番推しているのは音也なんですが、

今回は翔ちゃんとコンビで出演しています。

 

もうね…最高にかわいかった…!!!!!

 

翔ちゃんと音也のコンビは神級にかわいいと

改めて認識させられました!!!

 

Shining Masterpiece Show

すごく良いできです。

 

アイドルたちの成長が本当に感じられて、

今までのうたプリがあってこそ

成り立つ作品だと思います。

 

作品の最後、嶺二のナレーションが

Lost Aliceが伝えたかったこと、

そして成長し更に輝きを増したアイドルたちを

表現しています。

 

ぜひ、最後まで気を抜かずに物語を楽しんでくださいっ!