本ときどき旅

元書店員によるうたプリ・アイナナ・あんスタを語りつつ、本の紹介や旅行記もあります

辻村深月さんの入門書的存在『鍵のない夢を見る』を紹介してみた

みなさん、こんにちは。

 

今日は

辻村深月さんの短編集

『鍵のない夢を見る』を紹介します。

 

辻村さんといえば、

1番人気は『ツナグ』だと思います。

 

映画化(2012年10月公開)もされていて、松坂桃李くんが主演を務めていました。

 

私もこのお話で辻村さんを知ったんですよね〜。

 

『鍵のない夢を見る』は文春から出版されていて、

辻村さんの作品は他にもいくつか出版されていますね。

 

『水底フェスタ』や『太陽の坐る場所』です。

講談社から出版される青春ストーリーとは

また雰囲気が異なっていて、

少し大人っぽい、ビターなお話が多い印象です。

 

『鍵のない夢を見る』は短編集で

5作品入っています。

 

全てのお話のタイトルが

地名+事件名で構成されていて、

目次を見るだけでドキドキします…!

 

今回のお話は大きい意味での愛について

書かれていると思いました。

子供同士の友情、

恋人の愛情、

親子の愛情などなど。

 

辻村さんの作品は比較的長めで、

なかなか手が出しにくいこともあるかと思います。

 

その点『鍵のない夢を見る』は短編集なので1つ1つのお話が読みやすい長さです。

 

そして辻村さんらしい、

学生時代の青春から

女性ならではの葛藤や苦しみを

幅広く読むことができます。

 

辻村深月さんのお名前は知っているけど

読んだことないなーって方には

本当にオススメです!

辻村深月さんの入門書的な立ち位置として

ぜひ『鍵のない夢を見る』を読んでみてくださいね( ´ ▽ ` )ノ