本ときどき旅

元書店員によるうたプリ・アイナナ・あんスタを語りつつ、本の紹介や旅行記もあります

話題のゾンビドラマ『君と世界が終わる日に』と元祖アメリカゾンビドラマ『ウォーキング・デッド』 似ている?似てない?徹底的に検証してみた

みなさん、こんにちは


日曜日の夜10時30分から日テレとHuluの

共同制作で放送している

日本初の本格的ゾンビドラマ

『君と世界が終わる日に』


私はゾンビものが大好きで

第1話から楽しみに観ていたのですが

初っ端から感じていました

「このストーリーは見たことがある…!」


そう!ゾンビものでめちゃくちゃ有名な

アメリカのドラマ

ウォーキング・デッド

によく似ているんです!


キャラクターが似ているのはもちろん、

ストーリーの展開もよく似ていますよね


そこで今回は私が思う、

『君と世界が終わる日に』と

ウォーキング・デッド』の

似ている点、違う点をまとめてみました!


☆似ている点

①キャラクターの武器


ウォーキング・デッド』は

アメリカが舞台なので、

登場人物のほとんどは銃を使って

ゾンビと闘います


ストーリーが進むと子どもや女性に

銃の使い方を教えるシーンも出てきます


そんな『ウォーキング・デッド』の世界で

ひときわ印象に残る武器

それがクロスボウ


まわりが銃を使う中で

刀やクロスボウを使っていると

めちゃくちゃ目立ちますよね


しかも刀とクロスボウには

銃にも劣らない強さがあるんです


それは静かに攻撃ができるということ


ゾンビたちは音に集まる習性があるので

登場人物たちは

静かに生活するように心がけています


それでもやっぱりゾンビに見つかっちゃう…

でもそのゾンビを倒すために

銃を使ってしまうと、

発砲音を聞きつけて

さらにゾンビが集まってしまう


そんな中で発砲音が鳴ることなく

ゾンビを倒すことができる

刀とクロスボウはすごく強いんですよね!


しかも刀とクロスボウは誰

でも使えるわけじゃないから

キャラクターの個性としても目立つ


クロスボウを使っているのが

ノーマン・リーダス演じるダリル


このダリルは『ウォーキング・デッド』で

1・2位を争う人気キャラなんです


で、『君と世界が終わる日に』の

主人公・間宮響が使っている武器が弓


これは放送当初から

クロスボウのマネで弓を武器として

使っているのでは…と言われていましたね

 

響は高校時代の部活が弓道だったので

弓が使えるという設定

(ちなみにヒロインの中条あやみ演じる

小笠原来未も同じ弓道部だった)


現代日本では

銃もクロスボウも武器としては

全く共感を得られない中で

弓道を見つけ出したのは

良き着眼点だと思います


私は弓道の経験がないからわからないけど

上手い人は武器として使えそうですもんね!


ただどうしても

クロスボウの真似に見えてしまうのは

仕方ないかな…


ウォーキング・デッド』で

刀を使っているのは

ダナイ・グリラ演じるミショーン


このミショーンはとにかく登場シーンの

インパクトが強かったことから、

ウォーキング・デッド』の看板キャラの

1人とも言えます


その伝説の登場シーンが、

鎖に繋いでゾンビ2体を連れて歩いている

…ゾンビをペット扱いかよ!!って

私はかなりサイコパスなキャラ出てきたな

と思いましたね


ミショーンがゾンビを連れて歩いていたのは

実はちゃんとした理由があって、

ゾンビはゾンビの臭いがすると

攻撃してこないんですよ


ゾンビものって

ゾンビ同士が共食いすることは

絶対にありませんよね


つまりゾンビを連れて歩いていれば

ゾンビの臭いがするので

ゾンビに襲われないという

画期的なスタイルだったんです


で、このミショーンは何故か

出会った頃から刀を使っていました

 

なんで刀が使えるようになったのかは

不明ですが、

強くて頼りになるから良いんです


『君と世界が終わる日に』で

刀を使っているのが坪井さん率いる刀集団


坪井さんのグループは

何故かたくさん刀を所持していて、

響たちを脅して銃を奪おうとします


しかし坪井さんたちは

実は老人や女性、子どもなどの

力の弱い人たちを匿っていた

という良い人なのか悪い人なのか、

こういう人達もまた

ウォーキング・デッド』に出てきてたな…

という既視感を持つグループです


そしてこのグループの戦闘員は

なぜかみんな刀を持っています


中でもハルと呼ばれる女性は

非常にシャープでクールな雰囲気を

持っているので、

予告で出てきたときから

ミショーンをイメージしてると言われてました


『君と世界が終わる日に』では

響の仲間たちはナイフや野球バットなど

ウォーキング・デッド』でも

弾の節約で使う武器を使用します


『君と世界が終わる日に』で銃を使うのは

横須賀駐屯地にいる自衛隊

博士たちぐらいですね


銃が一般市民に普及してない日本では

納得の展開だと思います


もう1つの似ている点がこちら


②ストーリーの展開

 

①1人ぼっちの主人公

②仲間ができる(旧友あり)

③ゾンビ以外の人間の敵もいると知る

④衣食住や武器、薬の取り合い


ざっくりと

『君と世界が終わる日に』と

ウォーキング・デッド』の

ストーリーの展開をまとめてみましたが、

よく似てる!


①1人ぼっちの主人公


どちらのお話も

主人公は1人で突然

ゾンビしかいない世界に放り込まれます


『君と世界が終わる日に』

→トンネルの崩落に巻き込まれて、数日経過

脱出した頃には町はゾンビだらけ


ウォーキング・デッド

→意識不明で入院していて、

奇跡的に目覚めたら町はゾンビだらけ


だから主人公は

なぜ町がゾンビだらけなのかわからないまま、まず人を探すところから始まります


そこから愛する人を探して行き、

②仲間ができる


この仲間の中に

主人公が元々知り合いだった

友だちがいるのも共通点です

 

ウォーキング・デッド』→シェーン

『君と世界が終わる日に』→等々力


シェーンと等々力の共通点がこちら

・主人公と元々知り合い

・主人公の恋人、妻に横恋慕している

・ストーリーが進むと主人公を裏切る

 

こうやって要約すると、

主人公の友だちロクな奴じゃないっすわ…


③ ゾンビ以外の人間の敵もいると知る


ストーリーが進むと脅威なのは

ゾンビだけではないと主人公たちは知ります


『君と世界が終わる日に』で

人間の敵として登場するのが、

坪井さん率いる刀集団


坪井さんは響の仲間である

柊木佳奈恵ちゃんを人質にとり、

銃を寄越せと脅してきます


周りはゾンビだらけで生き残った人間同士、

助け合って協力していくと思いきや

騙し騙され奪い合う世界だと

主人公チームは思い知るんです


対して『ウォーキング・デッド』では

シリーズが進むにつれ、

人間同士の闘いがメインになっていきます


ウォーキング・デッド』では

シーズン3から敵として、

ウッドベリーの総督が登場


結局、人間同士の闘いが起きる原因が

④衣食住や武器、薬の取り合い

ということになります


『君と世界が終わる日に』でも

坪井さんたちが拠点にしていたデパートから

出ていくように言われたり、

医薬品の奪い合いになり

横須賀駐屯地の自衛隊と揉めたり…


ウォーキング・デッド』でも

安住の地として手に入れた刑務所や

アレクサンドリアといった住処を奪われたり、食料の取り合いといった話が

ずっと続いていきます


ゾンビが蔓延る世界では

人々は文明を失って

今まで通りの生活が送れない


ウォーキング・デッド』では

仲間をまもるために闘い続けることを

主人公たちは選びますが、

『君と世界が終わる日に』では

主人公たちがどういう選択をするのかが

ポイントですね…


ストーリーの展開でも

キャラクターの設定でも

とにかく似ている点が多い

『君と世界が終わる日に』と

ウォーキング・デッド』ですが、

異なる点もいくつかあります


①ゾンビの運動能力


ウォーキング・デッド』の世界のゾンビは

とにかく歩くのが遅い!!


今までのゾンビもののイメージ通り

ゾンビはよたよたと歩いて追いかけてきます


なのでストーリーも中盤になり

ゾンビに慣れてくると

「ゾンビに追いつかれる前に

早足で逃げようぜ」って言って

大して怖がることもなく

ゾンビから逃げるシーンがたくさん出てきます


しかし、

『君と世界が終わる日に』のゾンビは

とにかく走るのが速い!!!


ヴァワァァァー!!って絶叫しながら

大勢で走って追いかけてくるから

めちゃくちゃ怖いですよね


ただ、

『君と世界が終わる日に』のゾンビたちは

ご都合主義な所が多いので、

仲間とのお別れシーンでは

セリフを言い終わるまで

噛み付くのを待ってくれたりします


ウォーキング・デッド』では

ゾンビたちは決して空気を読まないから

その点が日本のドラマらしい所で

リアリティにちょっと欠けてるんですよね


②主人公がヒロインに会えない


ウォーキング・デッド』は

主人公のリックが妻のローリと

息子のカールを探すお話なのかと思いきや、

シーズン1で再会します


その後もずっと一緒にいるので

家族を探すことが

ストーリーのメインではないんです


どっちかというと、

文明が滅びた世界で

子どもたちがどう育っていくのかのほうが

ストーリー的には大きいかも


対して『君と世界が終わる日に』の

主人公・間宮響は

恋人の小笠原来未に会うために

ゾンビが蔓延る世界を探し回ります


そしてこの2人が全く再会できないんです!

すごく惜しい所まで来たりはする!

暗闇で隣同士とか、

一瞬後で同じ所を通ったりとか…

 

でも結局再会できたのは最終回の3話前だし

響が来未と気づかずに弓で攻撃した後だし

という残念な再会シーンでした


そして、このストーリー展開は

すごく日本っぽいですよね


響と来未の純愛

→世界の終わりでもお互いを想い続ける2人

 

すれ違い続ける

→再会したと思ったら

お互いに憎みあう状況になってしまってた悲恋


お涙ちょうだい演出で

リアリティに欠けるのが

残念だなとは思いますが

ツッコミ所は満載だな〜とも思います

 

私はどちらのドラマも大好きですが、

『君と世界が終わる日に』は

とにかくリアリティに欠ける

 

ウォーキング・デッド』は

リアリティありまくりですが、

絶対にこの世界には行きたくない

と思いながらどちらのお話も楽しんでました

 

『君と世界が終わる日に』は

地上波での放送は

3/21が最終回となっていますが、

第2クールがHuluの独占配信で決定しています


この第2クールの紹介がまた

ウォーキング・デッド』にそっくりで

展開の先読みができちゃうのも

面白いところです

 


・ラジオから流れる希望の家→

線路上に看板が置かれていた終着駅

 

・×印のついたゴーレム→

W印のついたゾンビ

 

『君と世界が終わる日に』の
第2クールもどうなるか楽しみですね…


元祖ゾンビものの

ウォーキング・デッド』に

日本らしいエッセンスを取り入れた

『君と世界が終わる日に』


ちょっとそっくり過ぎる点も多々ありますが

マイルドなゾンビ世界を楽しめる作品だと

私は思って毎週放送を楽しみに見ていました


ウォーキング・デッド』もまだまだ続くし

どちらも最後がどうなるのか楽しみです

 

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